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熊本八代のい草(イグサ、いぐさ)農家・古川誠二

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畳の和らぎや エコファーマーとしての楽しみ
「作ってやろうっていうんじゃなくて、イグサの持つ力を手助けしてあげるっちゃね」
 古川さんは満面の笑みを浮かべながらそう言った。日焼けした顔の目尻には、笑い皺がくっきりと刻まれている。柔らかな笑顔に人のよさがにじみ出ている。
 古川さんはこのほど、エコファーマーに認定された。「エコファーマー」とは、堆肥などによる土作りと化学肥料・農薬を減らす取り組みを計画し、県に提出して認められた農業者のこと。環境にやさしい農業をしている生産者に与えられる認定証だ。もちろん環境立県を目指す熊本県。八代でも何件か認定されていて、その取り組みは各々が考えて実践している。
畳の和らぎや エコファーマーとしての楽しみ
  「前から有機肥料を使っとったと。どうせだったら、認定証もらわんかぁち思ぉてね。」と古川さん。
 たけのこを発酵させて作る「たけのこエキス」。油かすや米ぬかなどの有機質肥料に山土や粘土、もみがらを混ぜて発酵させた「ボカシ肥」。もみ殻をいぶして作る「燻炭(くんたん)」。これらの有機肥料を作り、使用している。植え付け前に土作りとして使うものもあれば、成長期にイグサに撒くものもあり、それぞれに用途は違う。古川さんが苦笑いしながら、肥料作りの失敗談も話してくれた。それでも楽しそうに笑う。どうやら、肥料作りも一つの楽しみとして捉えているようだ。
畳の和らぎや 「在来種しか作らない」我が道
畳の和らぎや 「在来種しか作らない」我が道
笑顔の絶えない古川さん。仕事のときは、うってかわって静かな表情になった。オンとオフがはっきりした人なのかもしれない。時間を上手に使っていそうだ。
 現在、熊本での主流は、開発された品種「ひのみどり」だ。その中で、古川さんは「在来種」しか作っていない。2年ほどひのみどりを栽培したが、先輩がポット植えで枯らしてしまったのを見て完全に止めたそうだ。以後は、それ以前に行っていた在来種の栽培に戻り、現在に至っている。在来種の耐久性としっかりとした強さがお気に入りなのだ。
 ポット植えのメリットはイグサの粒ぞろいが均等にそろうこと。在来種はポット植えで植えるのが合っているらしく、古川さんもそうしてイグサを作っている。しかしこのポット植え、表に仕上がる時期が他の植え方を異なるという側面を持っている。そうとなれば売れる時期が異なってくる。それが凶と出るか吉と出るかは、とことん我が道を行くしかないのである。
 古川さんには、古川さんなりの理想の表がある。周りがどうあれ、自分が良いと思ったことをやり通す。笑顔の中に、そんな頑固さもそこはかとなく見え隠れしている。
 「いいものを作りたい。そして、それを分かってくれる人に買ってもらいたい」と、古川さんはつぶやいた。何気に出されたその言葉にこそ、表への熱い思いが隠されている。優しい笑顔の奥に情熱がある。
(文:京田 真由子)
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